経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)

Syllabus

国際経済学1

履修年度 2023
講義コード 11C0112201
科目名 国際経済学1
開講期 1期
担当者氏名 河原 伸哉
履修年次 3年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 国際貿易の理論と政策について学ぶ。国際経済学1(前半部)では、国際貿易の仕組みを理解する上で基礎となる概念について説明し、貿易パターンや貿易利益、基礎的な貿易政策の効果と問題点について学ぶ。国際経済学2(後半部)では、貿易政策の応用的内容に加えて、GATT/WTOなどの国際貿易のルール、FTAやEPAなどの地域貿易協定、労働や資本の国家間の移動、貿易と環境などの各トピックについて学ぶ。
到達目標 貿易利益、貿易パターンなど国際貿易論における諸概念を理解し、国際貿易が行われる理由とそのメカニズムについて説明できる。関税など基本的な貿易政策の効果を説明できる。国際貿易のルールや地域貿易協定の仕組み、生産要素の国際移動や国際貿易の効果を理解し、その影響を説明できる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 各回の授業で取り扱う内容について、事前に教科書や参考書の該当部分を読み予習を行うこと。授業後は配布資料や教科書・参考書を用いて復習を行うこと。上記の予習・復習など授業外に計60時間以上の学修を行うこと。
授業計画 【第1回】イントロダクション

【第2回】労働生産性と比較優位:リカード・モデル1

【第3回】労働生産性と比較優位:リカード・モデル2

【第4回】労働生産性と比較優位:リカード・モデル3

【第5回】貿易と所得分配:特殊要素モデル1

【第6回】貿易と所得分配:特殊要素モデル2

【第7回】貿易と所得分配:特殊要素モデル3

【第8回】要素賦存、貿易パターンと所得分配:ヘクシャー=オリーン・モデル1

【第9回】要素賦存、貿易パターンと所得分配:ヘクシャー=オリーン・モデル2

【第10回】要素賦存、貿易パターンと所得分配:ヘクシャー=オリーン・モデル3

【第11回】産業内貿易と規模の経済1

【第12回】産業内貿易と規模の経済2

【第13回】貿易政策の基礎1

【第14回】貿易政策の基礎2

【第15回】まとめ
成績評価の方法 定期試験(100%)により成績を評価する。
フィードバックの内容 履修者の希望に応じて適宜WebClassにてフィードバックを行う。
教科書 『国際経済学をつかむ第2版』石川城太・椋寛・菊地徹 有斐閣 2013年
指定図書
参考書 『国際経済学入門』古沢泰治 新世社 2022年
『クルーグマン国際経済学 理論と政策 上:貿易編』P.R.クルーグマン他 丸善出版 2017年
教員からのお知らせ
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受け付ける。
アクティブ・ラーニングの内容 演習
その他