経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

国際経済学1

履修年度 2020
講義コード 11C0112201
科目名 国際経済学1
開講期 1期
担当者氏名 小川 健
履修年次 3年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 講義のテーマ及び目標:貿易を行う意義とその主な生産・貿易パターン、貿易の恩恵の意味を取り上げ、貿易自由化の意味を理解させる。それに加え移民・FDI等、貿易に代わる在り方の意義と課題を理解させる。
講義の内容・方針:国際貿易に加えて移民・FDI等の国際要素移動についてもモデルを利用した理解ができるようにし、現実のFTA等と対応して扱う。
講義の進め方:普段はスライド+映像資料、中間考査#1, #2重視
到達目標 国際貿易に関わる現実の諸問題を理解する上で必要不可欠な基礎概念や基礎理論が身に着く・理解できる。
特に、貿易・移民モデルを通じた世界経済の在り方が理解でき(単位認定要件)、現実の貿易・移民の在り方に関してモデルを踏まえて理論的に論じることが出来る(単位認定者に対する成績判定基準)。
授業外学修内容・授業外学修時間数 (普段の項目)
予習(毎週1時間):予習用資料を視聴し、教科書と対応させて理解の下地を作る。
復習(毎週1時間):講義スライドと教科書を基に、内容補充を行う。
(各種試験対策用)
中間考査#1・#2(各600分):映像と問題傾向・解答例等を対応させ理解に努める。
定期試験(600分):記述及び数値でない計算問題等の理解に努める。
授業計画 ※本講義の計画については受講生の理解度及び進度、RCEP締結等の時事的な進展具合によって変更予定。

【第1回】基本的な講義のルール、リカードの比較優位

【第2回】部分均衡を利用した貿易の利益、リカード・モデルにおける近代経済学側と新国際経済論側との立場・理解の違い

【第3回】複数の生産要素とヘクシャー=オリーンの比較優位

【第4回】収穫逓増と輸送費の入った貿易、自国市場効果

【第5回】WTOの存在意義、FTAとCU(関税同盟)の違い、日欧EPAとCPTPP(アメリカ合衆国なきTPP)の意義

【第6回】中間考査#1 ≪通過が単位認定要件の1つ:未通過者はオンライン再試予定≫

【第7回】企業の異質性とメリッツ・モデル、サーチ・モデル

【第8回】マクドゥーガル=ケンプ・モデル、移民と国際労働移動、英EU離脱と仏EU残留、FCA

【第9回】戦略的貿易政策、需要の価格弾力性と反ダンピング、セーフガード

【第10回】幼稚産業保護論と関税・数量規制、間接投資とアジア通貨危機、パナマ文書

【第11回】中間考査#2 ≪通過が単位認定要件の1つ:未通過者はオンライン再試予定≫

【第12回】GATT体制とWTOの歴史、RCEPとCPTPPの違い、一帯一路構想、外注と外国生産、サービス貿易、日米貿易協定の問題点

【第13回】環境と貿易、水産物貿易

【第14回】時事的な項目
※特に無ければ日韓貿易問題とそれに巻き込まれた日韓歴史問題

【第15回】定期試験
※本科目では単位認定要件としては参加のみ要求し、主に成績振分用です。

<不足分1回分に対する補充方法>中間考査#1, #2に対する問題傾向の解説または映像解説で対処。
成績評価の方法 (単位認定要件:60%)中間考査#1・#2共に通過、定期試験の受験
(成績振分:残り40%)定期試験、差替レポート
フィードバックの内容 メール連絡先: takeshi_ogawa_lecture@yahoo.co.jp
講義終了後の質問対応は次の講義などに支障の範囲で対応予定。
この他のフィードバックは講義内で伝える。
教科書 『『国際経済学をつかむ』第2版』石川城太(他) 有斐閣 2013
『配付プリント使用予定』
指定図書 『国際経済学入門 改訂第2版 -グローバル化と日本経済』高橋信弘 ナカニシヤ出版 2015
『国際経済学へのいざない』友原章典 日本評論社 2014
『国際貿易』多和田眞・柳瀬明彦 名古屋大学出版会 2018
『リカード貿易問題の最終解決』塩沢由典 岩波書店 2014
『資源経済学への招待―ケーススタディとしての水産業』寳多康弘・馬奈木俊介[編著] ミネルヴァ書房 2010
『現代経済理論と政策の諸問題』近藤健児(他)[編] 勁草書房 2012
『新々貿易理論とは何か: 企業の異質性と21世紀の国際経済』田中鮎夢 ミネルヴァ書房 2015
『理論と実証から学ぶ 新しい国際経済学』友原章典 ミネルヴァ書房 2018
参考書 『国際経済学』阿部顕三・遠藤正寛 有斐閣 2012
『コンパクト国際経済学』多和田眞 新世社 2011
『国際経済学の基礎「100項目」[第四版]』多和田眞・近藤健児 創成社 2018
『コアテキスト国際経済学』大川昌幸 新世社 2015
『入門 国際経済学』大川良文 中央経済社 2019
『クルーグマン国際経済学 理論と政策(上)』P.クルーグマン[他] 丸善出版 2017
『GATT・WTO体制と日本―国際貿易の政治的構造』渡邊頼純 北樹出版 2012
『WTO・FTA・CPTPP』飯野文 弘文堂 2019
『輸出管理論―国際安全保障に対応するリスク管理・コンプライアンス』田上博道・森本正崇 信山社 2009
『その他は講義時間中に指定する。』
教員からのお知らせ 初回に各種重要連絡を説明するので必ず初回から参加して下さい。
資料URLはWebClassより先に資料を入れますのでそちらを先にチェックすること。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。
メール連絡先: takeshi_ogawa_lecture@yahoo.co.jp
その他 中間考査に対する再試はWebClassを利用したオンラインテストを予定。
中間考査で紙での講義時間前後に実施が可能な際は講義時間中に説明。
本講義ではWebClassより先に資料URLに資料を入れる予定。
添付から問題傾向が変わる場合は講義時間中に連絡するので、そうでなければ必ず問題傾向・解答例は確認すること。
中間考査問題傾向用の映像解説資料も用意する予定なので、資料URLなどで確実に確認すること。