経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)

Syllabus

経済学史2

履修年度 2022
講義コード 11C0111101
科目名 経済学史2
開講期 2期
担当者氏名 小沢 佳史
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 現在の経済学は、近代経済学(ミクロ経済学およびマクロ経済学)とマルクス経済学に分けられる。この授業の目的は、経済学がこのような現在の姿をとるに至った過程――経済学の歴史――を理解すること、そしてそれを通じて現在の経済学について理解をさらに深めることである。そのためにこの授業では、主に19世紀後半から現代までの経済学の歴史を講義する。
到達目標 1.現在の経済学が誕生するまでのプロセスを、古典に基づいて説明できる。

2.現在の経済学(ミクロ経済学やマクロ経済学など)についてこれまでに学修してきた内容をめぐり、それぞれの関係やそれらの背景を説明できる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修では、各回の授業の前に、いずれかの指定図書の該当箇所に目を通し、各回の授業の後に、ノートや配付資料を何回もじっくりと読み込むこと。また授業で課された小問にきちんと取り組むこと。
授業計画 【第1回】この授業で何を学ぶか?

【第2回】古代から19世紀前半までの経済学の歴史

【第3回】マルクス経済学①――K. マルクスの唯物史観(史的唯物論)

【第4回】マルクス経済学②――K. マルクスの剰余価値論

【第5回】マルクス経済学③――K. マルクスの資本蓄積論

【第6回】ミクロ(新古典派)経済学①――W. S. ジェヴォンズ

【第7回】ミクロ(新古典派)経済学②――C. メンガー

【第8回】ミクロ(新古典派)経済学③――L. ワルラス

【第9回】ミクロ(新古典派)経済学④――A. マーシャル

【第10回】マクロ経済学①――J. M. ケインズの経済理論

【第11回】マクロ経済学②――J. M. ケインズの政策提言

【第12回】マクロ経済学③――P. A. サミュエルソンの新古典派総合

【第13回】マクロ経済学のミクロ的基礎付け(新しい古典派経済学)①――M. フリードマン

【第14回】マクロ経済学のミクロ的基礎付け(新しい古典派経済学)②――R. ルーカス

【第15回】まとめ
成績評価の方法 授業で課した小問(100%)によって評価する。到達目標に記載された内容について、基本的な事項を正確に把握して古典を熟読した上で、自分の言葉で説明できることを、小問の評価基準とする。
フィードバックの内容 小問に対する講評を、翌週の授業内冒頭にて行う。
教科書
指定図書 『経済学史』小峯敦 著 ミネルヴァ書房 2021
『経済学史への招待』柳沢哲哉 著 社会評論社 2018
『経済思想』猪木武徳 著 岩波書店 2017
『経済学の歴史――市場経済を読み解く』中村達也 [ほか] 著 有斐閣 2001
『経済学史』馬渡尚憲 著 有斐閣 1997
『若い読者のための経済学史』ナイアル・キシテイニー 著 ; 月沢李歌子 訳 すばる舎 2018
『入門経済思想史 世俗の思想家たち』ロバート. L. ハイルブローナー 著 ; 八木甫 [ほか] 訳 筑摩書房 2001
参考書 『経済学のことば』根井雅弘 著 講談社 2004
『写真で見る ヴィクトリア朝ロンドンの都市と生活』アレックス・ワーナー [ほか] 著 ; 松尾恭子 訳 原書房 2013
『有斐閣経済辞典 第5版』金森久雄, 荒憲治郎, 森口親司 編 有斐閣 2013
教員からのお知らせ
オフィスアワー この授業に関する質問・相談は、学部学科で定めるオフィスアワーにて受け付ける。また授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内でも対応する。
アクティブ・ラーニングの内容
その他