経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

経済史3

履修年度 2021
講義コード 11C0110304
科目名 経済史3
開講期 2期
担当者氏名 平 伊佐雄
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 本講義は、ヨーロッパの中世の時代に視点を当てて、当時に生きた人々の経済活動を解説し、その現代的意義を考察することを目的とする。現在の私たちの経済活動の仕組みは、その多くを中世の時代に負っていると言っても過言ではない。かつて、中世は暗黒の時代と呼ばれたが、近代社会は中国やペルシアやアラブの文明を引き継ぎながらら発展したものである。文明の光は、中世の時代に失われてはいなかったことを検証してみたい。
到達目標 ヨーロッパ中世の経済活動と現在の経済活動との関係性、連続性や断絶性、注目すべき出来事を説明できるようになる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 各回の講義を受講するにあたり、各自、授業外学修として4時間(計60時間)以上、予習と講義後の復習をネット配信しているテキストを利用するなどして行うこと。
授業計画 【第1回】中世の時代とする枠組みは経済史では可能のなのか―ヨーロッパ中世経済史研究の視角―

【第2回】古典古代の地中海世界と中世世界

【第3回】中世ヨーロッパの農村世界―農業と経済活動―

【第4回】中世ヨーロッパの農村世界―農業技術と生産性―

【第5回】中世ヨーロッパの都市の展開

【第6回】市場の開催地としての都市

【第7回】東方入植運動

【第8回】中世ヨーロッパの都市について経済圏の東方拡大―

【第9回】ハンザ商人の世界

【第10回】チュートン騎士修道会のプロイセン地方への入植

【第11回】チュートン騎士修道会とバルト海貿易

【第12回】商業と金融業、ウスラについて

【第13回】中世都市の手工業―製造業の拠点―

【第14回】中世都市の手工業者―ビール産業の特異性―

【第15回】ポルトガルによるヨーロッパ商業圏の拡大
成績評価の方法 講義中の小テスト(80%)及び筆記試験=講義期間中に行う理解度確認テスト(20%)をもって評価する。
フィードバックの内容 小テストやレポート課題についての解題を行い、フィードバックとする。
教科書 『経済史への招待』カルロ・マリア・チポッラ 国文社 2001
『西洋経済史学』馬場、小野塚編 東京大学出版会 2001
『概説西洋経済史』荒井、竹岡編 有斐閣 1980
『商業史』石坂 他 有斐閣 1980
『中世イタリア人商人の世界』清水廣一郎 平凡社 
『中世後期イタリアの商業と都市』齋藤寛海 知泉書館 2002
指定図書 『古代から中世へ』ピレンヌ他 創文社 1975
『中世の商業革命』ロバート・ロペス 法政大学出版局 2007
『ドイツ植民と東欧世界の形成』シャルル・イグネ 彩流社 1997
『フランス農村史の基本的性格』マルク・ブロック 創文社 1959
『農民のヨーロッパ』ヴェルナー・レーゼナー 平凡社 1995
参考書
教員からのお知らせ 毎回のテーマについて、基本的な事項を記したテキストをポータルサイトに格納しておくので、履修生は、それを予習・復習に利用したり、講義の補助教材として頂きたい。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。
その他