経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

生命科学2/生命科学B

履修年度 2021
講義コード 11C0106201
科目名 生命科学2/生命科学B
開講期 2期
担当者氏名 植松 圭吾
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 遺伝子・ゲノムレベルから見た生物進化の基本的な考え方の理解を目的とする。社会行動の進化を主題とし、利他行動の進化、性の進化、血縁選択説、ゲノム内対立などの考え方を紹介する。また、近年のゲノム解析技術の進歩に伴い新たな知見が得られつつあるヒトの進化などの研究例を紹介する。
到達目標 自然選択が遺伝子レベルではたらくという考え方を理解し、利他的な行動などの個体レベルでは不利になる進化現象を説明することができる。近年の生命科学技術がもたらす進化研究の発展について説明できる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 講義で理解できなかった点や、さらに知りたい点について、下に挙げた指定図書や参考書を読んで、あるいはインターネット上での検索などをとおして、十分復習すること。



上記に示した授業外の学修は、60時間以上を目安に行うこと。
授業計画 【第1回】イントロダクション



【第2回】進化論の歴史



【第3回】行動生態学の方法論、最適戦略の考え方



【第4回】進化的に安定な戦略



【第5回】進化的に安定な戦略2:性比のゲーム、囚人のジレンマ



【第6回】利他行動の進化1:血縁選択説



【第7回】利他行動の進化2:社会性昆虫とその他真社会性生物



【第8回】利他行動の進化3:非血縁個体間の協力行動



【第9回】性の進化



【第10回】親と子の対立



【第11回】ゲノム内対立



【第12回】古代DNAを用いた解析:ヒトの進化



【第13回】繁殖システムの進化



【第14回】最近の研究例の紹介



【第15回】まとめ
成績評価の方法 授業終了後に提出するレポート課題で評価を行う。
フィードバックの内容 レポートの講評や質問に対するコメントをポータルサイトにアップする。
教科書
指定図書
参考書 『行動生態学 原著第4版』N. デイビス、J. クレブス、S. ウェスト 共立出版 2015
『現代生命科学 第3版』東京大学生命科学教科書編集委員会 羊土社 2020
『生き物の進化ゲーム』酒井聡樹ほか 共立出版 2012
『利己的な遺伝子』R. ドーキンス 紀伊國屋書店 2018
『進化の教科書 第1巻』C. ジンマー、D. エムレン 講談社 2016
『進化の教科書 第2巻』C. ジンマー、D. エムレン 講談社 2017
『進化の教科書 第3巻』C. ジンマー、D. エムレン 講談社 2017
『ネアンデルタール人は私たちと交配した』S. ペーボ 文藝春秋 2015
教員からのお知らせ
オフィスアワー 掲示板およびメールで対応する。
その他 1期に開講される生命科学1/生命科学Aの受講を推奨します。