経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)
Syllabus
中国語1D
履修年度 | 2022 |
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講義コード | 11C0103304 |
科目名 | 中国語1D |
開講期 | 1期 |
担当者氏名 | 篠田 幸夫 |
履修年次 | 1年生 |
単位数 | 1 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義・演習 |
授業の目的 | この授業は、初めて中国語を学ぶ人を対象とする入門初級科目であり、発音と文法の基礎を中心に学びます。中国語入門の段階で最も重要な点は、中国語の発音とその表記法(ピンイン=中国語のローマ字表記法)を習得することです。漢字を知っている日本人は、視覚的な漢字の意義やニュアンスに依存し、表面的な意味を理解して簡単に分かった気持ちになりがちですが、言葉は発音をしっかり身に付けて初めて、コミュニケーションに役立てることができます。中国語の四つのリズム(四声)や日本語にはない発音を、しっかり体で覚えること、および中国語の基礎的な文法(名詞、形容詞、動詞の各主述文)構造を学び、言葉の語順に習熟することを目的とします。この授業は日本人の教員が担当します。 |
到達目標 | ・中国語の発音の基礎を習得し、ピンインや四声について説明できる。 ・中国語の文法の基礎を習得し、簡単な文章を読むことができる。 ・中国語の基礎的な会話能力を習得し、中国の人と簡単な会話ができる。 ・中国語を通し、中国についての基礎的な理解を深め、日中友好に寄与できる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | 発音は、授業の時だけの練習ではなかなか身につきません。授業が終わった後、毎回自分で音声を聞き、声を出して反復練習し、学んだことを復習して下さい。発音の復習、テキストからの宿題を含め、この科目では15時間以上の授業外学修を行って下さい。 |
授業計画 | 【第1回】中国語ガイダンス(中国語とはどんな言葉か、テキスト・成績評価の確認) 第1課 発音:1⃣単母音(母音を覚えましょう) 2⃣声調(中国語の4つのリズム) 【第2回】前回の復習(覚えていますか) 第1課 発音:3⃣子音(子音を覚えましょう) 4⃣軽声(中国語のもう一つのリズム) 【第3回】前回の復習(覚えていますか) 第2課 1⃣複合母音(母音の組み合わせ) 2⃣鼻母音(「n」、「ng」をともなう母音) 【第4回】前回の復習(覚えていますか) 発音のまとめ 第1-2課 無気音・有気音・そり舌音、声調の変化、“儿”化、声調記号の付け方、注意すべき ピンインのつづり。 確認テスト第1-2課 【第5回】数字を覚えましょう 第3課 会話3-1何月何日? ポイント1.数 2.月日、曜日 3.数を尋ねる“几” 【第6回】前回の復習、数字、何月何日、何曜日 第3課 会話3-2何時? 4.時刻 5.時間 ドリル3 【第7回】名前を覚える、尋ねる 第4課 会話4-1 お名前は? ポイント1.人称代名詞 2.“姓”と“叫” 【第8回】前回の復習、姓を尋ねる、名前を尋ねる、人称代名詞 第4課 会話4-2 どちらの大学? 3.“是”の文 4.“的” ドリル4 【第9回】前回の復習、名前・姓を尋ねる 第4課 ドリル4 文法のまとめ(第3-4課)1.数の言い方・尋ね方 2.人称代名詞 3.名前の言い方・尋ね方 4.“是”の文 5.「~の」(“的”を使った表現)確認テスト(第3-4課) 【第10回】だれ? なに? 第5課 会話5-1 ポイント1.動詞の文 2.疑問詞“谁”“什么” 【第11回】前回の復習、だれ? なに? 第5課 会話5-2これは~です 3.“这”“那” 4.“吗”の疑問文 ドリル5 【第12回】「いる」と「ある」 第6課 会話6-1いる ポイント1.“有”と“没有” 2.ものの数え方 【第13回】前回の復習 「いる」 第6課 会話6-2ある 3.省略疑問文 4.反復疑問文 【第14回】前回の復習 「ある」 第6課 ドリル6 文法のまとめ(第5-6課) 1.動詞の文 2.いろいろな疑問文 3.ものの数え方 4.ものを指し示 す言い方 確認テスト(第5-6課) 【第15回】 第一期の総まとめと復習 |
成績評価の方法 | 小テストの結果(20%)、授業における課題への取り組み(20%)、定期試験の結果(60%)を、原則、成績評価の対象とします。詳細について各担当教員の教員にご確認ください。 |
フィードバックの内容 | 宿題の添削、小テストの解説によってフィードバックを行います。 |
教科書 | 『はじめよう 楽々 中国語』小林和代・韓軍 白水社 2018年3月10日 |
指定図書 | |
参考書 | |
教員からのお知らせ | 日本人が中国語を学ぶ際、漢字を使うので意味を想像しやすいという利点があります。しかし一方で、漢字に頼りすぎて「音」から理解することが疎かになり、会話がなかなか上達しないという傾向があります。そこで、ひとりひとりが正確に発音できるよう丁寧にチェックしますので、授業中はなるべく口を大きく開け、はっきりと発音するよう心がけて下さい。ただ授業に出席するだけでは評価しません。積極的に取り組むようにして下さい。 授業はテキストに沿って行います。 |
オフィスアワー | この授業は複数クラスで行われています。オフィスアワーあるいは質問対応可能時間の詳細については、各担当教員にお問い合わせください。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | |
その他 | このシラバスは専任の森山秀二が代表して書いています。実際の授業の詳細については、各担当教員の指示に従ってください。 |