大学院経済研究科

大学院生と教職員による座談会

■参加者

大学院生
鄭、麦、篠本、安
教職員
浅子和美、苑志佳、林康史、平伊佐雄、錦織駿一(職員)、田中有紀(司会)

(この座談会は2018年10月に行われたものです。)

 

田中 本日は、立正大学大学院での研究や生活について、ざっくばらんにお話し頂きたいと思います。まずは院生のみなさんにお伺いします。
みなさんは、どのような研究をなさっているのですか?

私の研究テーマは「日中両国におけるピアノの発展とピアノ産業の比較と展望」です。

私の研究テーマは「日本における空き家·空き地に対する一考察」です。

暫定的なテーマは「国際分業における中国衣料産業の変容と課題」です。

篠本 私は「日本の学校教育における金融経済教育の変遷と展望」というテーマで論文を書いています。

田中 どうもありがとうございました。まず、経済学研究科を選んだ理由についてお伺いしたいと思います。

大学院選びで初めて立正大学に来たときは、立正大学の謹厳な雰囲気に圧倒され、その雰囲気に浸るとなかなか抜け出せないほどでした。その後、初めて先生と面談したときは大変楽しく、この瞬間に立正大学大学院を受験しようと決めました。立正大学の先生方は、ひとりひとりの学生の研究テーマに依拠して、真剣に学術的な指導をしてくれます。

私が経済学研究科を選んだ理由は三つあります。
一つ目は、立正大学の歴史が長いこと、二つ目は大崎駅の近くに位置していて通学に便利でキャンパスの環境もとても良いことです。三つ目は、教員の質が高く、日本の有名な経済学者たちが立正大学で教鞭をとっていることです。

田中 ありがとうございます。篠本さんは立正大学から大学院に進まれましたよね?

篠本 そうです。学部のときは北原克宣先生のゼミに所属していました。教育に興味があり、特に金融教育に注目して、大学院では林康史先生のもと、研究をはじめました。

田中 安さんは修士1年生ですが、普段どのような大学院生活を送っていますか?

立正大学での留学生活は毎日がとても充実しています。
たとえば金曜日は、2限(10:40-12:10)の授業に出て、食堂で昼食をとり(40分)、3限(12:50~14:20)は演習・論文指導に参加します。演習が終わった後は,研究室に行って論文を直します。研究室と図書館は自由に使用できます。

田中 鄭さんは博士後期課程の大学院生ですね。どのような一週間を送っていますか?

三日間はアルバイトをしたり、本を読んだり、論文の構想を考えたりしています。
アルバイトがない三日間は、学校の研究室に行ったり、集中して研究や勉強をしたりしています。残りの一日は学校に行って授業に出て、それまでの一週間で研究に関する疑問が出てきていたら、先生と相談してその疑問を解決します。

田中 研究科の雰囲気はいかがですか?

篠本院生研究室にはいつも学生がいて、静かに勉強をしているときもありますが、みなで活発に議論をしているときもあります。
院生は国籍や年齢も様々なので、いろいろな考えを知ることができて楽しいです。

田中 職員の目から見て、経済学研究科の特徴は何でしょう?

錦織院生と教職員の距離が近いと感じています。指導教員はもちろん、指導教員以外の先生との距離も近く、講義で質問しやすい雰囲気は非常に良いと思います。
留学生については、最初は日本語で話すことが不得意でも、授業や院生同士の交流を通じて、日本語が上達していきます。
積極的に日本語で書いたり、話したりしてもらいたいです。

田中平先生、経済学研究科の研究環境のアピールポイントはどこですか?

少人数でアットホームなところだと思います。論文執筆に必要な資料も、リクエストがあれば、院生研究室に配架するようにしています。また、講義以外でも、ガイダンス·課外勉強会など、院生と教職員が交流することができる、貴重な時間も設けられています。

田中安さん、学生の目から見て、いかがですか?

とても良いと思います。もし日中両国の様々な側面の比較をしたいのなら、この大学院には、それにふさわしい環境と経験を十分に有する教員がいます。

田中続いて、研究指導体制について伺いたいと思います。苑先生は院生をたくさん指導なさっていますが、どのような方針で院生を指導していますか?

自立して研究できる能力を育てることを目標にし、一対一の指導を日常的に行うことによって、学生たちが自立して物を考え、問題を発見する習慣を、だんだんと育めるようにしています。学生たちに少しずつこのような問題発見能力を蓄積させることが全体的な指導方針です。

田中麦さん、経済学研究科の論文指導体制はいかがですか?

論文指導の仕組みは大変特徴があります。
研究科には、指導教員を中心とする演習があり、教員と学生は常に密接に交流しています。演習や授業もありますが、さらに多くの時間を、自分の研究テーマに使うことができます。特に論文の独創性は大切で、先生方は、学生が自分で思考できるよう促してくれます。

一編の論文は、往々にして教員と学生が交わした思索の結晶でもあります。私の指導教員は浅子和美先生です。浅子先生は日本経済研究に造詣が深く、私もまた日本経済に関するテーマを研究しているので、浅子先生から数多くのアドバイスを頂くことができ、私の論文に大変役に立っています。

田中浅子先生の指導を受けられたのは本当に良かったですね。 浅子先生、大学院で経済学の研究を志す学生に一言メッセージをお願いします。

浅子大学院では経済学の手法を学んだ上で、自分の関心のあるテーマについて詳細に考察してみる良い機会になります。一度経験すると、卒業してから直面するその他のテーマについても自信をもって応用できるでしょう。

田中就職活動についてお伺いしたいと思います。
鄭さんは卒業後、どのような進路を考えていますか?

順調に卒業できたら、教員になりたいと思います

田中麦さんは、日本で就職活動をされたそうですね。

私は修士2年の4月から就職活動を始めました。最初は自分がどのような仕事をやりたいかわからなかったので、ビッグサイトで行われた大型の就職説明会に参加しました。その後、自分の性格や企業が求める人材像に依拠して、どのような仕事をするのが好きか、どのような仕事が自分に合っているかを見極めました。
就職活動において一番大変だったのはSPIと面接です。就活を始めた当初は、いくつかの企業に連続して落ちてしまい、大変気落ちして、もう諦めようかと思いましたが、諦めないで頑張りました。
日本には外国人留学生向けの就職サイトや団体がたくさんあり、留学生に対して、面接や履歴書の書き方などを無料で指導してくれます。さらに定期的に留学生のための就職フェアも開催していますので、みなさんぜひ積極的に利用してください。留学生が日本で就職する時に大変役に立ちます。

田中 ありがとうございます。経済学研究科ではなるべく早い段階から、就職活動を意識するよう指導しています。林先生、大学院卒業後、院生にはどのような社会人になってほしいですか?

自分と社会、会社や家族の間で、give and take が成り立つように考え、行動して欲しいと思っています。簡単にいうと、「小皇帝の対極にいるような人」ということでしょうか。「個は全体のために」を具現してくれることを祈っています。

田中最後に、経済学研究科を志す受験生のみなさんにメッセージをお願いいたします。

立正大学大学院経済学研究科は学生に対して責任感を持って指導してくれます。 学生のためを思い、勉学·研究から就職活動まで、様々な方法で私たちを助けてくれます。私が後輩に伝えたいのは「経済学研究科の一員となれてとても嬉しいし、とても誇りに思う」ということです。

立正大学大学院には誠意のある先生がたくさんいます。私は先輩たちのように、この環境のもとで勉強をし、先生の指導を受けて、社会にとって有用な人材となりたいです。
この学校には優れた研究環境があります。勉強する意欲さえあれば、先生たちは自分の学問をあなたに熱心に指導してくれるでしょう。