ゼミナール
Seminar

髙橋 美由紀

髙橋ゼミ

ゼミのテーマ: 歴史人口学

ゼミの様子をのぞいてみよう!(髙橋ゼミ)

髙橋ゼミの研究課題は「歴史人口学」です。歴史人口学では、歴史資料を使って、ひとびとがどのようなライフコースを送っていたのかを考えます。具体的には「江戸時代のひとびとは、どのくらいの年齢で結婚をしたのか。そして、子どもを生んだのか。経済状況はどのように影響をしたのか。現在の私たちと同じところ・異なるところはどこなのか。」というようなことです。個々人のライフコースというのは、だれでも関わりがある事柄なので、身近な問題として考えることが出来ます。また、ゼミ生の希望によっては、現代の人口問題を中心に扱うこともあります。人口統計は将来の経済政策を考える上でも重要なものです。

このような課題に沿って、2年生の時は個人でテーマを決めて研究をして報告をします。報告だけではなく、他のゼミ生の報告に対して質問をするという部分も重要です。3年生では、ゼミ大会を見据えてグループワークをおこないながら、ゼミ生同士の連帯感を高めます。その中で、簡単な統計処理の勉強やプレゼンテーションについても学んでいきます。また、大学では、ややもすると、自分の居場所を見失ってしまうことがありますが、髙橋ゼミは「大学の中での自分の居場所」になりたいと考えています。横のつながり・縦のつながりの両方を大切にしています。このようなネットワークは、卒業後もとても大切なものです。

髙橋ゼミのポイント!

ひとのつながりを大切にします。合宿や懇親会は、2年から4年まで参加するので、先輩・後輩を問わず(教員とも?)仲良くなれます。
「歴史人口学」を研究する、日本の大学における数少ない稀少性のあるゼミです!