経済学部について
About Faculty of Economics

経済学を学ぼう

経済学を学ぶと、世の中の仕組みが見えてくる

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経済学は、「経済」を対象とした社会科学の一分野です。
では、「経済」とは何でしょうか?
多くの人にとって最も身近な経済用語は「景気」でしょう。「景気が良くなる」「景気が悪くなる」といった表現は日常的に用いられています。現在の景気が良いのか悪いのか、これから良くなるのか、あるいは悪くなるのかは、経済学が解明すべき問題です。景気の動向を表すGDPの動きだけでなく、インフレ率、利子率、為替レート、株価や失業率など、経済的な指標の動きを解明して、経済全体の変動を説明することも重要な目標となります。経済的な指標は、信頼性の高い政府の統計が大部分を占めますが、市場の価格に関する指標(日経平均株価など)には民間企業が公表する統計もあります。

これらの経済的な指標に表れる経済や社会の動きに関心を持つことは、経済学を学ぶうえで重要です。とはいえ、現代の社会は非常に複雑な構造を持っていますので、自分の関心事がどの経済的な指標に関係するのかを知ることも大変かもしれません。新聞やニュースでは、多くの人が関心を持つ経済的な指標についての記事が載っていますので、なぜその経済的な指標に関心を持つ人が多いのかを考えてみることは有益でしょう。また、特定の人が関心を寄せている経済的な指標について調べてみることも新たな発見を生むでしょう。

『経済学と経営学との違いは何ですか?』という質問をよく聞きます。どちらの学問も、企業を分析対象とし、社会科学の使命でもある「一般性を持つ理論の構築」を課題とするところは共通しています。異なる点としては、経営学は、企業を主に経営(マネージメント)という観点から捉え、代表的な経営学の科目でもある経営組織論や人事管理論等から伺えるように、主に企業内部への志向性を持っていると考えられています。対して、経済学は、企業を民間の家計や政府等とともに、複数の経済主体の一つとして、即ち、私たちが生きる経済社会のより広い文脈の中で捉える傾向を有していると考えられるでしょう。また経営学が、ある特定の(具体的な)企業の経営上の成功の要因分析を重視すると考えられるのに対して、経済学は、より一般的な企業の行動分析に強い問題関心を有しているともいえるでしょう。

以上のようにみてくると、経済学を学ぶうえでは一般性を持つ理論を考えることが重要です。身近な事柄であっても、自分にだけ当てはまることを考えるのではなく、他の人にも当てはまることは何かを考えることが、一般性を持つ思考と言えるでしょう。より一般性を持つ思考をすることは、経済学のような社会科学を学ぶうえでは大切です。

経済の動きを科学の手法を用いて分析できるようになると、世の中の仕組みが見えてきます。これこそが経済学を学ぶ面白さなのです。