経済学部について
About Faculty of Economics

教育方針/目的

経済学部「三つの方針」

1.学位授与の方針

経済学部では、豊かな教養を背景として、自立的な思考力と主体的な行動力をもって課題の発見と解決に意欲的に取り組むことのできる有為な人材を養成するため、以下を満たした学生に対し、学位を授与します。

  1. 一般教養、外国語ならびに経済学全般に関する広い知識に基づき、変化する社会の動向を適切に認識する能力を身につけた者
  2. 学部所定の単位を修得した者
2.教育課程の編成・実施の方針

経済学部では、学部の教育目的を実現するため、以下のような方針に沿って教育課程を編成・実施しています。

  1. 少人数教育を徹底するため、1年次には導入科目「学修の基礎」、2~4年次には「ゼミナールⅠ~Ⅲ」、さらに4年次には「卒業論文」を設置
  2. アカデミック・リテラシー向上のため情報系・語学系科目を1~2年次に体系的に設置、さらに国際的視野を持つ社会人を目指す学生のための英語強化クラスを2~4年次に設置
  3. 1年次に専門基礎力を養うための必修の基礎科目群を設置、2年次以降は学生各自の目的意識に沿って選択可能な専門科目群を系統的に設置
  4. 教育の質を保証するため、年間履修単位制限および2年次から3年次への進級制限を設定
3.入学者受け入れの方針

経済学部では、学部の教育目的に共感した、以下のような者の入学を期待します。

  1. 経済学の専門的知識の習得に必要な基礎学力を有する者
  2. 経済および経済学に対する強い知的関心と学習意欲を持つ者
  3. 広い視野と深い専門的学識を身につけ、変化する社会の課題を把握して積極的に関与する意欲を持つ者

経済学部の教育目的

立正大学学則第16条には、
「各学部学科は、立正大学の建学の精神に基づき、深い教養を備え、モラルと融合した感性豊かな専門性にすぐれた人材を育成することを目的とする」
ことが謳われています。

第16条2項(3)には、経済学部の教育目的が以下のように掲げられています。
「経済学部の教育は、現代世界の多層的多面的な変化の根源にある基本動向とその人類的意義を思考し、経済学の学問的伝統の基盤に立って具体的現実的課題を発見し、これに目的意識を持って柔軟に対応できる人材の育成を目的とする」

経済学へのアプローチ

−グローバリゼーション・ユビキタス社会・デリバティブ・デフレーション−

複雑に変容する社会、難しそうに見える経済学
でも、チャレンジの向こうに未来が・・・・・・!

立正大学経済学部の歩み~“日本のケインズ”石橋湛山先生とともに~

日本のケインズと称された石橋湛山先生は、立正大学経済学部に就任されるとすぐに経済学部の強化に着手しました。
東洋経済新報社内に置いていた自分の蔵書を運び入れて大学の図書の充実を図ると同時に、金融論の講義を自ら担当しました。
1952年から立正大学学長を長きにわたり務めることになりますが、1956年には内閣総理大臣に就任し、日本の経済、外交の礎を築くことになります。
残念なことに、病のため総理大臣の職は僅かな期間のうちに辞任してしまうことになりましたが、経済学部はこの石橋湛山先生の思想と経済学を基礎にして発展してきた由緒ある学部です。

立正大学学長時代(1952年〜1968年)の石橋湛山先生

昭和40年頃の3号館

立正大学経済学部で学ぶこと

ステップ・アップ方式による体系的学習環境

立正大学経済学部では、社会経済現象の本質について広く学びながら、現代社会における情報の意義や機能を正しく認識し、日進月歩の情報社会に対応できる能力を身に付けることを修学の目的としています。様々な分野の人々と、専門的知識を交換することを通じて自己の知的レベルアップを達成するコミュニケーション能力を高めることや、現在、国際語としての役割を果たす英語能力、パソコンの基本操作の習得など、専門領域を超えて求められる「知のインフラ」をしっかり身につけることは、高度に情報化の進んだ現代社会においては、本格的な経済学の専門科目を学ぶことと同様に、重要な側面を持つようになりました。

また、より専門的に、また段階的に経済学の知識・能力を身に付けるには、経済的な動向に対するきちんとした統率的な理解が要請されるでしょう。そこで、経済学部のカリキュラムでは、語学や情報処理・基礎演習といった基礎科目を準備し、専門科目においても経済学の入門科目から基幹科目へ、そして応用科目へというように段階的に学習していけるよう体系を整えました。また、学生諸君が自らの興味・関心に応じて体系的・系統的に学習できるよう7つの専門科目群を設置し、ステップ・アップ方式による体系的学習環境を用意しています。

エコノミーとエコロジーの調和を求めて経済学におけるもう一つのチャレンジ!

経済学は、それ自体が何らかの職業的な資格に直接結びつくようなタイプの学問ではありません。
しかし、人々が日々生きていく過程そのものが、財やサービスを供給し消費する経済プロセスに他ならず、こうした人の生きる社会や世界をより幅広い経済学的な視点から分析する能力を身に付けることは、社会的に有能なゼネラリストにとって、重要な「知」の資産となることでしょう。
私たちは、現在、複雑きわまりない、多種多様な経済的諸問題を抱える現代社会に生活しています。こうした直面している現実を動かす仕組みを理解し、またそのエンジンがどこにあるかを知り、変化する現実のもつ意味や今後を考える上に、経済学は極めて有用な学問であるといえましょう。今、一線で活躍しているゼネラリストの多くが、経済学を学んだ人々であることが、そのことをよく物語っています。